《バイヤー道~私の買取接客術~》スーパーセカンドストリート柏沼南店 大畑真澄店長、「1日で売れたらミス」 強みは情報量と検索力

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《バイヤー道~私の買取接客術~》スーパーセカンドストリート柏沼南店 大畑真澄店長、「1日で売れたらミス」 強みは情報量と検索力

2020年03月19日

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バイヤー道
~私の買取接客術~

ゲオ(愛知県名古屋市)が運営するリユースショップ「セカンドストリート」から"キングオブバイヤー"を決めるコンテストで優勝した、スーパーセカンドストリート柏沼南店店長の大畑真澄さんを訪ねた。

1.jpg▲スーパーセカンドストリート柏沼南店 大畑真澄店長

 

セカンドストリートNo.1バイヤーに

「お客様が、自分を指名してまで買取見積に来てくださる。これほど査定士冥利に尽きるものはないです」(大畑さん)

今から半年ほど前のこと。およそ1年をかけ、1人の50代男性客を決心させた。「大畑さんだから売るんですよ」と、Y'2LEATHERの高級コートを買取金額7万円で手放してもらった。社歴8年目となる大畑さんは、これまでに埼玉や千葉で、のべ3店舗を経験。この男性客とは埼玉時代から付き合いがあり、勤務地を今の千葉に移しても尚、男性客は大畑さんの元へ頻繁にやってくるほどなのだという。

「その方が時折持ち込まれるお品物の中には、ちょいワルなデザインがありました。自分が昔着ていた服装と少し重なるなと思い、センスを理解してあげることができた。お客様にとって、共感してもらえる人に査定してもらえることが信頼になりますから」(大畑さん)

大畑さんは買取接客の際、日頃から持ち合わせた情報を頼りに、社内規定内のギリギリの買取金額を"一発"提示する。相場感を把握するために日課としているのが、会社から送られる前日の販売実績レポートの確認だ。

「昨日5000円で初めて店頭に出したものが、その日のうちに売れてしまったとします。これって、『ああ、安かったんだな』とミスだと捉えるポイントなんですよ。逆に、滞留品は値段が高いから売れてない訳で。目の前にある(あった)店頭商品からでも知識をアップデートできる」(大畑さん)駆け出しの頃は、毎日ZOZOUSEDで上から新着商品300件を見て勉強することもあったという。今ではショップやブランドが発信する公式SNSをフォローするなどして、一次流通の知識を集めるようにしている。

「適切な買取金額を出すにも、お客様のお品物に興味を持って共感してあげるにも、全ては情報量と検索力。当然知らないことはあるとしても、ネットからズバリ探し当てるには、日頃からの情報収集が大切です」(大畑さん)

2.jpg▲社内コンテストではジャンルごとに知識を問う早押しクイズを実施

3.jpg▲マイセンのシリーズ「ブルーオニオン」を正答する大畑さん(右から2番目)


「キングオブバイヤー」とは

社内で行うテストの結果により、スタッフ→アシスタントバイヤー→バイヤー→トップバイヤーと、階級が上がっていく。(全階級のトータルの従業員数がPA・社員合わせて1万人いる)
但しトップバイヤーの場合は、テスト成績と個人の数値実績の基準をクリアするとトップバイヤーとなれる。今回1月17日に開催した第2回キングオブバイヤーでは、トップバイヤーの中から成績優秀者を「総合部門」「衣料・服飾部門」のジャンルからそれぞれ5名ずつ選出。知識を問う早押しクイズと、買取接客のロールプレイング対決で優勝者を決めた。
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第483号(2020/3/10発行)9面

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