日本システムケア、企業からの仕入れ安定で売上前年比141%

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日本システムケア、企業からの仕入れ安定で売上前年比141%

2021年01月02日

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Windows7サポート終了で特需に

PCを中心に他各種情報機器の売買および輸出入、SEサポ-ト運用支援等を手掛けています。20年3月期の会社売上は29億7000万円でした。そのうち中古売上が21億6000万あり、全体比で141%伸長しました。

日本システムケア、家近茂社長家近茂社長

業績向上の主な要因は、やはり年初にWindows7のサポートが終了した関係による特需は間違いなくありました。2つ目の要因としては、十数年に亘り仕入れ数を増やすことを基本方針としてきて、その成果が出始めたからです。そのための施策として、自治体や専門商社から大型案件ではなく、大小様々なエンドユーザー企業(機器を実際に使用する業者)からの仕入れを重視してきました。なぜならエンドユーザーと関係が構築できれば、継続的な仕入れを実現できるためです。一方で大型案件は数を見込めるものの、その都度入札する必要があり、安定しません。今ではエンドユーザー企業の取引先総数は2000社あり、うち活発に動くのが1000社ほどあります。年々その数は増えています。というのも営業マンの評価項目に「新規顧客の獲得」を重要事項として据えているためです。

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第503号(2021/1/10発行)5面

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