エコリング、桑田一成社長インタビュー

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エコリング、桑田一成社長インタビュー

2021年02月03日

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道具類のネット古物市場を開始

買取専門店を全国に約100店舗展開し、ネット型の古物市場や海外販売等も手掛けるのがエコリング(兵庫県姫路市)だ。ブランド品、骨董に続いて道具のネット市場を開始。桑田一成社長は、「リユース業界の経営効率を上げる」と話す。また、昨年は社員の平均給与を150万円引き上げたと言う。コロナ渦における勝ち組企業の違いは何かを聞いた。

桑田一成 社長エコリング 桑田一成 社長

リユース業界の経営効率を上げる

── 1月から道具のネットオークションが始まりますね。

桑田 エコリングトレードオークション、通称「エコトレ」です。家具や家電、雑貨類をネットで競るオークションになります。ブランド品を扱うエコリングジオークションが核になりまして、順調にいっているので、その横展開になります。我々が一般の古物市場に出品していたのを内製化していこうという考え方です。

── 道具のネット古物市場は珍しいですね。

桑田 なぜ参入したかと言うと、物流の部分ですごいロスが多い。自社の商品を市場に持って行って、売れるか分からない。売れなければ市場から持って帰るという無駄な動きが多かったわけです。業界全体の経営効率が上がっていく市場にしたいと考えています。

── 具体的には。

桑田 例えば、店舗で写真を撮影して出品して頂き、売れた商品だけを倉庫に持ってきて頂く。気軽に出品も出来るし、チャレンジがしやすくなります。

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第504号(2021/1/25発行)9面

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