中古ブランド品・宝飾品売上ランキング2021(2019年度)

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中古ブランド品・宝飾品売上ランキング2021(2019年度)

2021年03月03日

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中古ブランド宝飾売上ランキング2021

中古ブランド品・宝飾品の売上ランキング2021がまとまりました。リユース業界専門紙「リサイクル通信」がリユース企業の売上を調査、ブランド品・宝飾品売上のTOP20社をランキング形式で紹介します。尚、売上高は2019年度の実績値となります。

 目次

  1:中古ブランド品・宝飾品売上ランキングとは?

  2:中古ブランド品・宝飾品の市場規模は?

  3:売上ランキングTOP20社を紹介

  4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

  5:まとめ

1:中古ブランド品・宝飾品売上ランキングとは?

中古ブランド品・宝飾品売上ランキングは、リサイクル通信が毎年1回、全国のリユース企業を対象に行う調査「中古(リユース)売上ランキング」をもとに、ブランド・宝飾品の販売割合や販売量を算出し、紹介しています。

主にシャネル・エルメス、グッチなどのブランドバッグや、ロレックスやパテックフィリップなどのブランドウォッチ、金銀プラチナや宝石類などのジュエリー&アクセサリーを取り扱う企業が対象になります。

その他、総合的な調査結果はコチラの記事を参照ください:中古(リユース)売上ランキング2021BEST250(2019年度実績)

「中古売上ランキング2021」調査概要

FAX、メール、ウェブフォームを通じた企業からの直接回答のほか、取材活動やIR情報、また第三者機関データの一部を参考としている。表中の中古売上高の項目に※がついた企業においては、企業からの直接回答ではない本紙推計によるもの。調査期間は2020年9~11月。中古売上高1億円以上を対象とした。

2:中古ブランド品・宝飾品の市場規模は?

ランキング入りした企業の紹介に入る前に、中古ブランド・宝飾品の市場規模についてご紹介します。

リサイクル通信の調査では、2018年のリユース市場規模は、2兆1880億円。そのうちブランド・宝飾品市場規模は2614億円で、前年と比べて3.9%の成長をしています。

年々規模を拡大しているブランド・宝飾品のリユースは、リユース市場全体の1割以上の比率です。特に状態の良い日本の中古ブランド品が海外で高く評価される傾向で、今後も成長が見込まれる分野と言えます。

出典:リユース業界の市場規模推計2020(2018年版) リサイクル通信2020年9月25日号

3:売上ランキングTOP20社を紹介

ここからは、中古品(リユース)ブランド・宝飾品売上ランキングのTOP20社を紹介していきます。※印はリサイクル通信の推計値、正確な数字とは異なる場合があります。

20位 トレジャー・ファクトリー(トレジャーファクトリー) ブランド品・宝飾品売上 35.2億円

トレジャー・ファクトリーは、総合リユース店を展開する、大手リユース店のひとつです。上場企業でもあります。ブランドに強いカインドオル事業がブランド品・宝飾品の売上比率向上に寄与しています。また20年秋、傘下にブランド品・貴金属に強い「キンバリー」運営のピックアップジャパンを加えており、来年以降はさらなる成長が期待できます。

19位 小牧(京の蔵 小牧)ブランド品・宝飾品売上 35.8億円

19位は京都に本社を置く小牧がランクインしました。買取・販売のほかに質業務も行っています。催事に強く、百貨店等と連携することで長年催事を実施してきた業歴があります。年間120回ほどを開催する年もあります。

18位 ワンダーコーポレーション(WonderREX)ブランド品・宝飾品売上 36.0億円

18位はライザップグループで茨城が拠点のワンダーコーポレーション。メディア業態の「ワンダーグー(ワングー)」と、総合業態の「ワンダーレックス」を展開してきました。今後はライザップグループ2社と合流し、株式会社REXTとして再上場を目指す計画です。

17位 トリアイナ(コヤッシュ)ブランド品・宝飾品売上 37.6億円

17位はトリアイナグループが入りました。出張買取「コヤッシュ」を軸に急成長中のリユース企業のひとつです。元プロ野球の新庄剛志を広告塔に据えたことが話題となりました。また事業者向けには鑑定スキルを学ぶ「Eyejob」を提供しています。

16位 銀蔵(銀蔵)ブランド品・宝飾品売上 37.6億円

16位は銀蔵です。ブランドリユースと質業を運営。2004年の創業以来、激戦区の新宿を拠点に6店舗を展開しています。親会社は同じくリユース企業の一風騎士ホールディングスで、2020年12月にファンドであるアドバンテッジパートナーズに株式を譲渡、同社のもとで上場を目指す構えです。

15位 カジ・コーポレーション(お宝創庫・ブランド楽市)ブランド品・宝飾品売上 50.0億円

15位はカジ・コーポレーション。愛知から大阪にかけてのエリアで、リユース事業とカラオケ店を中心に展開。ブランド品・宝飾品については、「トレスト」の屋号で買取販売を行っているほか、「ブランド楽市」運営のRs-JAPANを傘下に収めています。16位の銀蔵と同じく、アドバンテッジパートナーズの傘下企業です。

14位 ドリームファクトリー(ゴールドプラザ)ブランド品・宝飾品売上 57.8億円

14位はドリームファクトリー。リユース事業とメディカルやストレッチなどヘルスケア事業を行っています。その中で「ゴールドプラザ」は貴金属に強く、東名阪の都心エリアに12店舗を展開しています。

13位 STAYGOLD(BRAND REVALUE・BRING)ブランド品・宝飾品売上 60.6億円

13位には急成長を遂げるステイゴールドがランクインしました。ネット集客・空中店誘導というスキームがハマり、2019年からフランチャイズ展開、2020年からは業者向け入札式オークション「リバオク」を開始しています。

12位 ネクストトゥエンティワン(ジャックロード)ブランド品・宝飾品売上 69.1億円

12位の ネクストトゥエンティワンは、ブランド時計店「ジャックロード」をメンズ向けに、「ベティーロード」を女性向けに、合計3店舗展開しています。新品と中古は半々程度です。グループ企業にはカメラを扱うフジヤカメラもあります。

11位 ブックオフグループホールディングス(ブックオフ・ブックオフスーパーバザー)ブランド品・宝飾品売上 75.9億円※

11位はリユース大手のブックオフGHDです。「本だけじゃないブックオフ」の通りブランド品の売買も行っています。グループ内にはブランド品を扱うハグオール事業や、宝飾品に強い「アイデクト」のジュエリーアセットマネージャーズ社があり、同社のブランド品・宝飾品部門の業績を押し上げています。

10位 K-GOLDインターナショナル(リサイクルキング・アリア)ブランド品・宝飾品売上 85.2億円※

K-GOLDインターナショナルは浜松に拠点を置き、貴金属の買取販売を中心に「リサイクルキング」「ARIA」等を運営しています。中古ブランド品・宝飾品売上は85億で10位に付けています。

9位 エコリング(エコリング)ブランド品・宝飾品売上 86.6億円

9位は2001年創業のエコリング。買取専門店を直営・FCあわせ100店舗以上展開しています。骨董、道具とブランド品のネットオークションにも参入しています。ブランドオークションの出来高は毎月10億円程度です。

8位 CLOSER(CLOSER)ブランド品・宝飾品売上 98.6億円

8位はCLOSER。メンズ古着やブランド時計を扱う名古屋の企業がランクインしました。実店舗は1店舗で、買取販売はネットが中心です。販路としては楽天などの国内のみならず、イーベイ等の海外への販売も行っています。

7位 HAPPY PRICE(青山ハッピープライス)ブランド品・宝飾品売上 104.7億円

7位はHAPPY PRICE。「ハッピーブライス」「ブランドジャングル」を展開し、「ハッピー東京オークション」の自社開催、またおお蔵と共同で日本オークション協会(JWA)を運営するなど、中古ブランド業界を支えています。

6位 アールケイエンタープライズ(ロデオドライブ)ブランド品・宝飾品売上 105.0億円

6位は「ロデオドライブ」を横浜4店、新宿・渋谷・銀座に各1店運営するアールケイエンタープライズです。買取販売のほか、質にも対応。また同社店舗での購入日から半年であれば小売金額の7割で買い取る「リターン買取」を実施しています。更に古物市場も行っており、グローバルトレードと共同で「RKグローバルオークション」を実施しています。7月からは独自開催に切り替える予定です。

5位 ギャラリーレア(ギャラリーレア)ブランド品・宝飾品売上 126.3億円

5位はギャラリーレア。海外販路を強みに、2019年にリユース企業の中でも飛躍的な成長を見せ、2020年にはネットオークションを運営するオークネットの子会社となりました。買取販売を行う店舗は「ギャラリーレア」9店舗と、時計店「タイムゾーン」2店舗を東名阪を拠点に運営しています。また文大と共同で古物市場「NBAA」の運営も行っています。

4位 グローバルトレード(東京ぶらんど)ブランド品・宝飾品売上 138.8億円

4位はM&Aを活発に行い、成長を続けているグローバルトレードです。中古事業と不動産事業を行っており、そのうち中古事業では買取店を関東6店運営。うち4店舗で質預かり、1店舗で販売も行っています。またM&Aにより質店のグループ企業が複数あります。今年7月から古物市場を独自開催予定で、今後の展開に注目が集まっています。

3位 大黒屋ホールディングス(大黒屋)ブランド品・宝飾品売上 169.3億円※

3位は大黒屋ホールディングスです。大黒屋はオレンジ色の「チケット大黒屋」と黄色い「大黒屋」があり、こちらは黄色い大黒屋です。同社はオンラインへのシフトを強めており、オンライン買取「UTTA!」や、ライブショッピングに参入しています。

2位 バリュエンスホールディングス(なんぼや)ブランド品・宝飾品売上 278.7億円※

2位は「なんぼや」や「古美術八光堂」を運営するバリュエンスホールディングスです。国内店舗で懇切丁寧な接客を行うことで買い取った品を、オンラインオークションで販売するのが現在主流となっているスキームです。昨今は東南アジアや欧米圏への店舗展開を急加速させています。また国内では中堅リユース企業のネオスタンダードを傘下に収めています。

1位 コメ兵ホールディングス(KOMEHYO・BRAND OFF)ブランド品・宝飾品売上 491.2億円※

不動の1位はコメ兵です。以前から中古ブランド品・宝飾品の最大手企業としての地位を築いていましたが、2019年秋に中古ブランド品大手のブランドオフを傘下に収めたことで更に規模を拡大しました。買い取った品は名古屋の流通センターに集約し、ECにアップした後に全国の店舗に発送しています。古物市場も実施しており、古物市場のGMVは300億円を超えています。

4:2021年(2019年度)調査から見えた変化

中古ブランド品・宝飾品の分野ではこれまでと同じくコメ兵&バリュエンスの2強体制です。コメ兵はブランドオフ、バリュエンスはネオスタンダードを買収するなど、両者ともグループ拡大の動きを強めています。その他企業においても同業のM&Aが活発に行われており、業界再編の機運が高まっています。

またブックオフ、ワンダーコーポレーション、トレジャー・ファクトリーなどの総合リユース店もブランド・宝飾の売上ランキングに食い込んでいます。各社、高単価商材の買取を強める動きが出ており、今後の成長が期待できます。

5:まとめ

中古ブランド品・宝飾品の売上ランキング2021は、コメ兵とバリュエンス両社の業界トップの攻防が注目点となっています。

特にバリュエンスホールディングスは昨今、世界各地への展開を加速させており、日本のリユース文化が海外に進出していく橋頭堡となりつつあります。

対するコメ兵はAIを用いた真贋システムを開発。ブランド品の型番判定も可能で、査定時間の短縮、真贋精度の向上に加え、今後の海外展開時に業務フローをAIベースにすることで、教育や査定時間の圧縮を図れるとしています。

その他の企業も、越境ECサイトを活用し、海外向けの販売を行っている企業がその規模感を問わず増加しています。

リサイクル通信では、全国のリユース企業等を取材しており、マーケットや企業の動向等の情報を発信しています。

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