リユースとアートがコラボ、「KOMEHYO AOYAMA」オープン

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「注目の新店舗」

リユースとアートがコラボ、「KOMEHYO AOYAMA」オープン

2021年03月19日

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注目の新店舗

コメ兵が挑戦「サスティナブル体験店舗」
リユースとアートがコラボ

MAGO GALLERY×KOMEHYO「KOMEHYO AOYAMA」(東京都港区)

コメ兵(愛知県名古屋市)は2月26日、東京・港区に美術家・長坂真護さんが手掛けるサスティナブルアートのギャラリーを併設した「KOMEHYO AOYAMA」をオープン。店内の内装にもリユース建材を多用するなど、サスティナブルを体験できるようにした店づくりをリポートする。

2階のMAGO GALLERY

「コメ兵はものをバトンのように繋げるリレーユースを行っている会社。サスティナブルアートの長坂真護さんと出逢った時に同じ思想を持っていると感じました」と、コメ兵マーケティング統括部長の藤原義昭さん。

美術家・長坂さんはガーナのスラム街に投棄された電子廃棄物を使って作品を作り、販売したお金で現地にガスマスクを寄付したり、学校やミュージアムを建設。「サスティナブル・キャピタリズム(持続可能な資本主義)」という概念を提唱しており、2030年までには資金を貯めてリサイクル工場を建設する計画を立てている。その活動はビジネスとして成り立っており、藤原さんは「このコラボはボランティアではありません。お互いサスティナブルな事業を続けてきた者同士だからこそ、持っている市場が重なることで、さらに大きな市場を作っていけると考えます」と語る。

  • 長坂さんの作品「E-Waste Tree 2019」
  • 電気電子機器廃棄物長坂さんの作品「E-Waste Tree2019」。E-Wasteとは「electronicand electrical wastes(電気電子機器廃棄物)」のこと。ゲームのコントローラーやマウス、基盤などで樹木を表現している。販売価格は550万円(税込)

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第507号(2021/3/10発行)13面

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