せんぱくBookbase、シェア店主とつくる町の本屋

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「注目の取組み」

せんぱくBookbase、シェア店主とつくる町の本屋

2021年06月07日

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注目の取組み

店守りと選書を数人で担う「シェア店主」というスタイルで運営している「せんぱくBookbase」。「棚貸し」ではなく、複数人が運営にも関わる新しい本屋のあり方を模索している。

せんぱくBookbase
千葉県松戸市

シェア店主とつくる町の本屋

せんぱくBookbase店舗 芝生もあって開放的な雰囲気店舗があるのは昭和35年に建てられた神戸船舶装備の社宅を改装したクリエイティブ・スペースの一角。周りにはカフェや作家のアトリエがあり、芝生もあって開放的な雰囲気

せんぱくBookbase を始める前は、オンラインで「親子読書専門店NanuK」を運営していた絵ノ本桃子さん。自分の町に本屋がなく、3人の子ども達のためにも、「町の本屋さん」が必要だと感じていた。

良い物件に巡り合い、クラウドファウンディングで資金を募って改装し、念願の実店舗をオープン。

シェア店主を募集した理由の一つは、3人の子育て中であり、週5日店頭に立つのが難しいことがあった。加えて、「本を通して、やりたいことがある人を応援したいという気持ちもありました」と絵ノ本さん。

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第513号(2021/6/10発行)13面

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