共和コーポレーション、トレカの道楽を完全子会社化

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共和コーポレーション、トレカの道楽を完全子会社化

2025年11月21日

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アミューズメント施設運営の共和コーポレーション(長野県長野市、以下「共和」)は、トレーディングカードの買取・販売を全国展開する道楽(東京都豊島区)を取得し、子会社化を行うと発表した。取得する株式数は60株、議決権所有割合は100%。株式譲渡契約は2025年11月17日に締結済みで、実行予定日は2026年2月1日。

共和コーポレーション 道楽はトレカ事業を行う道楽はトレカ事業を行う

道楽は、2022年9月に設立。資本金300万円。直営店舗として「トレカ道楽」池袋本店・大阪日本橋オタロード店・福岡天神店・仙台店を展開し、EC販売も併せて運営している。取り扱いジャンルには「ポケモン」「ワンピースカード」「ドラゴンボール」などがあり、オリパの販売を行う。2025年3月期の売上高は9億7400万円で前期比28.6%の減収だった。

今回の子会社化の目的は、急拡大するトレカ市場において両社の事業を連携させ、仕入れ・販売体制および顧客サービスにおいてシナジーを創出すること。特に共和が展開するアミューズメント関連機能との融合を図ることで、収益性および企業価値の向上を目指していく。

統合後の連結業績におけるインパクトは「軽微」としつつも、成長ドライバーとして位置づける。

第620号(2025/11/25発行)2面

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