
古書店主に、思い出に残っている一冊を紹介してもらうリレー連載。第四十八回目は、あまかわ文庫の尾崎雄一さんの紹介で、芸備書房の小林久夫さんが登場する。
ファシズムのイメージが変わる
世界ファシスト列伝
長谷川公昭/著
(中公新書ラクレ 中央公論新社)
私の思い出の一冊は長谷川公昭さんの「世界ファシスト列伝」です。
ファシストというと、ドイツのヒトラーにイタリアのムッソリーニ、それと日本の軍部のイメージが強いですが、実はどの国でもファシスト政党は存在し、様々な活動をしていた様子がこの本には書かれています。
第619号(2025/11/10発行)15面


