思い出に寄りそって【Story27】林商会、複雑な負の遺産問題を弁護士へ橋渡し

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思い出に寄りそって【Story27】林商会、複雑な負の遺産問題を弁護士へ橋渡し

2021年12月31日

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生前・遺品整理ダイアリー27

遺産相続と聞いてまず思い浮かべるのは、現金・不動産・有価証券などのプラスの財産です。ですが、借入金・債務などのマイナス財産も存在します。今回は孤立死した父親に債務があり、故人の姉妹と娘から相続の相談を受けたエピソードをご紹介します。

林商会 遺品整理には相続問題が絡むことが多い遺品整理には相続問題が絡むことが多い

林商会(滋賀県大津市)の本社に勤務する笑顔相続部部長兼営業リーダーの広部幸志氏は、昨年9月に念願の相続診断士の資格を取得した。取得のきっかけは、債務の相続問題に悩むお客との出会いにあった。

2020年夏、広部氏は中年の女性から電話で「身内の遺品整理をして欲しい」と依頼を受けた。現場に到着して事情を聞くと、母娘に見える二人が部屋の中で探し物をしていた。実は二人は叔母と姪の関係で、亡くなったのは中年女性の兄弟で、若い女性の父親だった。娘は大学生で京都に住んでいたが、父親にいくら電話をしても出ないので訪ねてみると、部屋の中で死亡していたのだという。遺体は検死のため、警察によって運び出されていたが、夏に死後1ヵ月以上たって発見された為、現場の臭気は凄まじかった。さらに部屋の中は半ゴミ屋敷状態だった。

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第526号(2021/12/25発行)19面

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