Z世代「持ち物現金化しやすい」51%が認識、メルカリ調査

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Z世代「持ち物現金化しやすい」51%が認識、メルカリ調査

2023年09月04日

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フリマアプリ大手のメルカリ(東京都港区)の発表によると、Z世代の51.5%が「自分の持ち物は現金化しやすい」と認識していることがわかった。54~58歳のバブル世代と、28~43歳のミレニアル世代を含めた全体は30.3%。バブル世代単体では18.6%で、18~24歳のZ世代と大きく差を開いた。Z世代の資産認識は、一次流通の消費行動にも影響が見られる。

メルカリ  調査発表会調査発表会には慶應義塾大学の山本晶教授が登壇した

所有品売却し、新品購入の資金に

その1つが持ち物を売却し、新品購入時の資金を手に入れる動きだ。Z世代の42.7%が「持ち物を売れば買えると想定し、売る前に欲しいモノを買う」と回答。15.4%のバブル世代とは、約3倍離れている。

また新品購入時に、後に中古品として売る価値があるか検討する動きもうかがえた。「リセールバリューを考えることがあるか」という質問に「ある」と回答した世代は、Z世代が最も多く59.1%、ミレニアル世代が56.4%、バブル世代が52%だった。

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第567号(2023/09/10発行)7面

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