A-DOS、中小リユース企業は市場を創造せよ

リユース企業経営者向けのセミナー「第5回リユース業界経営戦略セミナー2024」（主催：A－DOS）が2月28日に大阪心斎橋で開かれた。大手の寡占化が進む中、中小リユース企業が持続的に成長していける戦略とはなにか、同社代表の福本晃氏は、「絞り込み」と「付加価値」をキーワードに挙げる

リユース業界経営戦略セミナー2024
主催：A-DOS 2月28日・大阪

鍵は「絞り込み」と「付加価値」

リユース企業ら520人強が参加した

リユース市場はいまや3兆円規模に拡大したものの、伸びているのはCtoC市場と福本晃代表は指摘。BtoC市場はほぼ横ばいで推移しており、「成熟期」にあると言う。大手企業は、国内外への出店やM＆A、デジタル投資などを進め、マーケットの寡占化を図るために、「統合」と「効率化」を進めている。

そのような中、中小リユース企業は、どういった経営の舵取りをしていけばよいか。福本氏は、「絞り込み」と「付加価値」をキーワードに挙げ、潜在需要を取りに行くべきと語る。

第579号(2024/03/10発行)10面