
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション(大阪府守口市)は2025年6月5日、検査済み再生品「Panasonic Factory Refresh」の中核拠点として宇都宮工場の一角にリファービッシュ工程をオープンした。展示エリアもあり、工場見学ツアーの人気も高いこの施設。長年にわたって新品家電のものづくりをしてきたメーカーだからこそできる、こだわりの再生工程をリポートする。
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション
年間1万台の家電を蘇らせる
家電再生事業の
3つの目的
同工場で再生している商品。右から洗濯機、テレビ、食器洗い乾燥機、一眼カメラ、ブルーレイディスクレコーダー、次亜塩素酸空間除菌脱臭機、ポータブルテレビ、1人用の食洗機
ショールームのように洗練されたデザインの工場内。床の色が黒くなっている部分は見学スペースで、床が白い作業スペースには、見学者は入れないことになっている
「再生事業を始めるにあたり、宇都宮工場の役割として三つを定義しました」と竹田恭介工場長。
1つは「サーキュラー事業」強化だ。家電を再生することで、循環型社会への貢献を目指す。
2つ目は「フィードバック」。再生をメーカー自身が行うことで汚れ具合や傷のつき方などのデータを蓄積。そのデータを企画や設計部門にフィードバックすることで次の商品開発に活かす。
第623号(2025/01/10発行)9面


