年始以降続いていた株高は一時、日経平均が4万円を超えましたが、本稿執筆時点では一転、下げ基調に。このまま下がると見る向きもあれば、まだ株高局面は続くとの声もあり、先行きは見通せませんが、少なくともブランド古物の相場は今年に入ってから良い流れが続いているといえるでしょう。
ドル円為替は依然として140円台後半の値を付けていて、地金相場は最高値を更新し続けています。その他にも、ラボグロウンダイヤの登場から一時は落ち込んだダイヤ(特にメレ)相場もここにきて持ち直しを見せていたりと、これら様々な要因が相場にポジティブに影響しています。
相場好調、バイヤーの顔ぶれや商品筋に変化
第580号(2024/03/25発行)5面