きもの右左(うざ)、大人女性の知的おしゃれ着物 異業種から転身の兄弟が提案《第162回》

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きもの右左(うざ)(埼玉県川越市)

きもの右左(うざ)、大人女性の知的おしゃれ着物 異業種から転身の兄弟が提案《第162回》

「繁盛店の店づくり」

2017年01月25日

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小江戸・川越市内の「きもの右左(うざ)は、現代風デザインの着物を多く取り揃えているリユース着物店だ。お店のコンセプトは「大人女性の知的おしゃれ着物」。洋服の中にあっても浮かない、今のニーズに合った着物の着こなしを提案している。異業種から転職した二人の兄弟の取組みを紹介する。

コーディネート例を店頭&HPで

きものうざ コーディネート例着物、帯、帯揚げ、帯締め、草履などコーディネート例を多く見せ、着こなし提案に力を入れている同店

「上品に知的に着物を着こなしたい、大人の女性に向けた店づくりをしています」。そう話すのは、右左の木下鉄平さんだ。

同店が扱うのは、現代風のシックでシンプルな柄の着物だ。そのため、新古品の割合が高く、新古品と中古品の割合は4:6になっている。

また、Lサイズ以上の大きな着物を揃えているのも特徴で、着物店の多い川越にあって、他のリサイクル着物店と差別化を図っている。

ホームページも店内の雰囲気と連動させ、白を基調にしたデザインにしている。コーディネート例の提案を多く掲載し、特に写真撮影には力を入れている。「着物はネットでは売りにくい商材なので、ホームページは当店のカラーを発信し、来店につなげるツールと考えています」とWEB担当の木下大輔さん。約2年前からネット販売を始めたが、「HPを見て来店されるお客様が増えました」と鉄平さんは話す。

同店は店主の木下顕治さん・啓子さん夫妻、長男の鉄平さん、次男の大輔さんの4人で運営している。

きものうざ 着物着物の色が映えるよう、店内の内装は白を基調にしている。着物は重ねずに陳列。「重ねてしまうと下の着物を出し入れすることになり、ぐちゃぐちゃになってしまいます。点数は少なくなりますが、見やすさを優先しています」と木下鉄平さん

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  • 柄はもとより、質感が伝わるように立体的に撮影し、衿や裾の部分のアップ、裏地の状態などがよくわかるように見せている。「意識しているのは、現物の色に近づけること。撮影後も色味を修正して、元の色合いに近づけています」と木下大輔さん
    柄はもとより、質感が伝わるように立体的に撮影し、衿や裾の部分のアップ、裏地の状態などがよくわかるように見せている。「意識しているのは、現物の色に近づけること。撮影後も色味を修正して、元の色合いに近づけています」と木下大輔さん
  • ホームページでは着物1枚につき、帯を替えて2パターンのコーディネート例を紹介している。着物と帯各々は、1点ずつ様々な角度から撮影した写真を掲載。
    ホームページでは着物1枚につき、帯を替えて2パターンのコーディネート例を紹介している。着物と帯各々は、1点ずつ様々な角度から撮影した写真を掲載。
  • 右が兄の木下鉄平さん(41歳)。左が弟の大輔さん(38歳)。留学経験があり、英語が話せる鉄平さん。外国人観光客の多い川越にあって、英語の観光案内をすることもある。WEB担当の大輔さんは、撮影に加えて、着物のコーディネート例も考えている
    右が兄の木下鉄平さん(41歳)。左が弟の大輔さん(38歳)。留学経験があり、英語が話せる鉄平さん。外国人観光客の多い川越にあって、英語の観光案内をすることもある。WEB担当の大輔さんは、撮影に加えて、着物のコーディネート例も考えている
  • ホームページにも季節毎のコーディネートを紹介している
    ホームページにも季節毎のコーディネートを紹介している
  •  同店の外観。店舗は蔵づくりの建物が並ぶ一番街の表通りから寺院へと続く道沿いに位置している
    同店の外観。店舗は蔵づくりの建物が並ぶ一番街の表通りから寺院へと続く道沿いに位置している
  • 観光客も多く、着物のイベントも多く開催されている土地柄
    観光客も多く、着物のイベントも多く開催されている土地柄

Shop Data

オープン 2006年10月
取扱い商品 中古および新古品の着物、帯、小物など
客層 40〜70歳代 男女比/男:女=1:9
スタッフ数 約4名
備考 ◎中古品:新古品の割合/6:4 ◎売り場面積/24㎡ ◎神奈川県で和骨董とカフェの店舗だった「右左」が、2006年に川越に移転。着物に特化した「きもの右左」としてオープンした。

408号(2017/01/25発行)11面

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