VIZIO、品質重視の時計修理 年間19000件

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VIZIO、品質重視の時計修理 年間19000件

2025年05月05日

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時計修理工房のVIZIO(ヴィジオ、東京都台東区)は、2021年から売上高を毎年30%ペースで伸ばしている。売上の大半を占めるのが修理。2023年実績で、年間修理件数は1.9万件を数える。品質重視の修理が法人顧客から支持されている。

昨対比130%以上の成長続ける

時計職人が4名在籍する時計職人が4名在籍する

小売を手がける法人からの依頼が多く、クライアント数は約200社。特にロレックス、パテック・フィリップをはじめとしたスイス製の時計が依頼の9割を占める。1950年代〜60年代のアンティーク時計修理を強みとする。

オーバーホールはクオーツ式で2.5万円から、機械式で3万円からと、やや高く設定。その代わりに修理を断らず、妥協しないことを信条とする。本来必要のない、ネジの錆び取りや研磨を行い、1年の動作保証をつける。品質重視の修理を打ち出し、電池交換など小型案件も含め年間1.9万件の修理を行う。「すでにメーカーがパーツを製造していない場合、うちではパーツを製造し、修理します」(竹村将志社長)。

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第607号(2025/05/10発行)2面

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