ジュエリーや高級腕時計などの、ブランドリユース品を扱うジェイビーワークス（京都府京都市）は、自社オリジナルキャラクターを全面に打ち出した独自の販促活動を行う。若年層と店舗への来店も多い外国人に向けた取り組みだ。ブランド品の購入経験が浅い層に、親近感を持ってもらい、「ファン化」を図る。
インスタでイラスト投稿
ブランド品纏うイラスト
フォロワーは1万7000人
季節や商材などのテーマを基に、ブランド品を纏うイラストを作成する
ジェイビーワークスは、店舗用アカウントとは別に、自社オリジナルキャラクター「ジェイ太郎」と「ビワ」が登場する専用のインスタグラムのアカウントを持つ。総フォロワーは1万7000人に及ぶ。アニメをイメージさせるようなキャラクターが、ブランド品を身に纏う、独自のイラストを毎月投稿している。
インスタグラムから、自社の認知度が向上している。同社の販売方法は、創業時は卸メインだったが、現在は小売が半分を占め、インスタグラムの存在が購入に結びついている。小売はネット販売に特化していたが、2年前から店舗展開も開始。現在京都市内に2店舗を構える。「インスタを見てお店に来たという声や、インスタに掲載している商品をほしいという問い合わせもあります」と広報企画デザイン課の竹村愛子氏は話す。
第610号(2025/06/25発行)19面
