リユース売上ランキング2025 BEST300(2024年度実績)

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「リユース売上ランキング」

リユース売上ランキング2025 BEST300(2024年度実績)

2025年07月25日

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「リユース売上ランキング2025(2024年度実績)」のベスト300社が揃った。今回の上位10社のリユース売上高の合計は、9987億4000万円となり、1兆円まで秒読み段階だ。またエコリングホールディングスが10位となり、9年ぶりにトップ10入りを果たしている。注目企業の動向を解説する。

上位10社の売上合計
1兆円規模に迫る

リユース売上ランキング2025 1~3

1位は、2739.2億円(前年比112%)のゲオホールディングス。本紙がリユース売上ランキングの調査を開始して以降継続する首位の座を、今年も守った。昨年、初の2000億円を超えた勢いのまま、3000億円が見える水準まで伸ばした。「セカンドストリート」は、2024年10月には海外だけで100店舗を達成し、今年4月に国内外1000店舗を突破。また、中古スマホの「ゲオモバイル」業態に注力しており、単独店と併設店をあわせて800店を展開する。

2位は、1589.5億円(前年比133%)のコメ兵ホールディングス。昨年初の2位を獲得し、今年も同じ順位を維持した。同社は昨年、アールケイエンタープライズやRs-JAPANなどをグループ化した。

今年3月、大丸など百貨店を展開するJ.フロント リテイリングと合弁会社「JFR & KOMEHYO PARTNERS」を設立した。百貨店に合弁会社による買取専門店を出店する方針で、成長につながるか注目だ。

3位は、1109.1億円(前年比109%)のブックオフグループホールディングス。国内ブックオフ事業は年間を通して堅調に伸びた。加えてアッパー層向けの「プレミアムサービス事業」では、催事開催の増加やアライアンスでの仕入れにより、売上高が前年比123.9%となった。取扱量が増え、売上げに寄与した。

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第612号(2025/07/25発行)1~11,28面

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