JRRC、家電チェーンと提携　家財整理会員が対応

日本リユース・リサイクル回収事業者組合（JRRC：東京都港区）は7月8日に開催された会員総会において、ヤマダホールディングスの傘下で全国に約3400店の加盟店を持つ家電量販店ボランタリー・チェーン「コスモスベリーズ」との業務提携を発表した。JRRCが持つ不用品回収や生前・遺品整理のノウハウと、コスモスベリーズが築いてきた地域との信頼関係を融合させ、高齢化が進む社会の多様なニーズに応える新たなサービス展開を目指す。

総会は昨年に続き、憲政記念館で行われた

取組みの内容は、コスモスベリーズの加盟店が顧客から生前整理や家財の片付けといった相談を受けた際に、近隣のJRRC会員事業者が専門家として対応する。顧客は日頃から付き合いのある身近な家電店を通じて、安心して専門的なサービスを依頼できるようになる。JRRC会員にとっては新たな事業機会の創出に、コスモスベリーズ加盟店にとっては顧客満足度の向上とサービス拡充につながる。

第612号(2025/07/25発行)21面