リユースマーケティング講座【第51回】、AI活用がイケてる接客の再現性を高めるかもしれない話

検索

テクノロジーの力でリアル店をアップデートしよう! Reuse×Tech Conference for 2026

「リユースマーケティング講座」

リユースマーケティング講座【第51回】、AI活用がイケてる接客の再現性を高めるかもしれない話

2025年07月08日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NOVASTO リユースマーケティング講座第44回

AIは日々進化を続け、できることが毎月のように増えています。AIの進化によって、一つの事象を深く探究し、AIと対話を重ねながら効果的なアプローチを導く人材は、今後ますます価値が高まるでしょう。一方で単純作業を繰り返すだけの働き方では、いずれ限界が見えるのは間違いありません。今回は、AI活用の視点からリユース業界における接客接遇について考えてみたいと思います。

独自の価値観学ばせ、自社固有の研修システム構築も

リユース業界ではこれまで、接客接遇が十分に重要視されてきたとは必ずしも言えません。総合リユースでは、商品の査定・値づけ・陳列・販売という、ある意味機械的なオペレーションが中心になっていた部分があります。買取専門店においても、熟練スタッフであればお客様の課題に向き合った接客で信頼を得られていても、新人スタッフでは場つなぎの雑談と本部からの金額の伝達に終始するケースが多く見受けられます。こうした接客の品質では競争優位性が保てず、業績が下がりつつあるお店も増えてきました。特に近年、選択肢が豊富になった市場では単にモノを売る・買うという行為だけではなく、体験やサービスそのものの価値が問われるようになっています。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第611号(2025/07/10発行)5面

Page top
閉じる