海外売上高トップはパステック ゲオの「セカスト」は海外100店超え

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海外売上高トップはパステック ゲオの「セカスト」は海外100店超え

2025年09月11日

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リユース企業の海外進出や越境販売が増えている。近年の円安環境が、海外向け販売の追い風になっている。国内の店舗展開に天井が見えつつある中、日本式のリユースモデルを海外で展開することで、優位性を築こうとしている。日本国内とは異なるニーズや相場が海外にはあり、より高く売れる販路として、また国内滞留品の仕向け先としての側面もある。

日本のリユース企業の海外売上ランキング(2024年度)

リユース企業の海外向け販売がどの程度行われているか、本紙が行った「リユース売上ランキング2025(2024年度)」調査をもとに海外売上高を抽出(一部はIR情報も加えた)し、売上高順にランキング化したのが左の表だ。

1位は、中古スマホの買取店「モバステ」を展開するパステックで海外売上高は、399.9億円だった。成長に応じて海外向け販売比率が高まっており、売上高の9割を占める。主に消費者から買い取ったスマホを海外向けに販売する薄利多売のモデルで、倍々で売上げを伸ばしている。

2位は、宝飾品を扱う貴瞬で238.0億円。海外向けの販売比率は7割を占める。貴瞬も高い成長を続ける企業で2025年6月期の売上高は709億円(税別)で海外売上ではトップクラスの実績だ。

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第615号(2025/09/10発行)32面

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