「求人を出しても応募が集まらない」「ほしい人材の応募がこない」...リユース企業の採用担当者から、よく耳にする悩みです。母集団形成や質の高い応募に苦労するケースは少なくありません。そこで今回は、実際の企業事例をもとに、求人票のブラッシュアップ方法やその効果について考えてみます。
求人票は一度作って終わりにせず、工夫や調整を
【事例1 母数を拡げる工夫を行ったD社】
D社は特定分野のニッチな商材を扱う企業のため、当初は「商材の専門性」を前面に押し出した求人票を作成し、「営業経験者必須」と条件を限定。結果、求める人物像にぴったり当てはまる人しか応募できず、応募数はゼロに近い状況でした。
第615号(2025/09/10発行)13面