リリーフ、「遺品整理マイスター」を開始
2025年09月13日
遺品整理や片付け事業で年間約8億円を売り上げるリリーフは、社内資格制度「遺品整理マイスター」を6月から開始した。法律や片付けの知識のほか、接客・接遇も学ぶ。9月末には直営とFC店の全スタッフがマイスター★1を獲得するよう進めている。同社は百貨店や銀行、証券会社など法人から案件を獲得するCtoBtoBのビジネスモデル。質の高いサービスを提供し、提携先の企業の安心感にもつなげたい考えだ。
社内資格を安心感につなげる
遺品整理マイスターのテキストの一部。「法律について」「ごみ処理業界の全体像」「リユース・リデュース・リサイクル(3R)」についてテキストで詳しく解説している。特に、3Rに関しては重視してボリュームを割いている。自分たちが行う仕事に、しっかり意味づけを行う。画像は産業廃棄物の歴史を説明するページ
学習する内容は大きくわけて「法律について」「ごみ処理業界の全体像」「リユース・リデュース・リサイクルの3R」の3つだ。
法律に関しては、関連する廃掃法や古物営業法、特商法、道路交通法などについて学び、気を付けるべきポイントをおさえる。
ゴミ処理業界の全体像については、一般廃棄物と産業廃棄物の区分や、さらに細かい品種、着火する恐れのあるものなどを理解していく。
第615号(2025/09/10発行)19面