ジモティー、ロッカー取引の実証実験
2025年09月21日
地域情報サイトを運営するジモティー(東京都品川区)は、宅配ロッカーを利用した商品の非対面受け渡しサービスの実証実験を11月頃に開始する。個人間取引(CtoC)における「知らない人と会うことへの抵抗感」を解消し、フリマアプリの利用者を主とする新規顧客層の獲得を狙う。地域内でのモノの循環を促す同社のサービスに、新たな選択肢が加わる。
「人と会う」抵抗感を解消
当初は10月開始を予定していたが、11月頃になりそうだ
実証実験は、オープン型宅配ロッカー「PUDO(プドー)」を展開するパックシティジャパンと連携。都内の世田谷、練馬、中野、杉並の4区で開始し、利用状況を検証する。
同社は、家具や家電など大型の不要品を近隣住民同士で譲り合うプラットフォームとして成長。取引の多くが直接手渡しで行われており、梱包や発送の手間が省ける点が支持されてきた。しかし、利用者アンケートでは「他人と会うのが不安」「日程調整が面倒」といった声も上がっており、サービスの利用拡大に向けた課題となっていた。
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