日産自動車が中古カー部品参入27年 整備工場や販売会社で販売

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「公式リセール」

日産自動車が中古カー部品参入27年 整備工場や販売会社で販売

2025年11月16日

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公式リセール

国内自動車メーカー大手の日産自動車(神奈川県横浜市)は、1998年から中古自動車から再利用可能な部品を取り出し、再販する取り組みを続けている。新品のカー部品は高額だと感じる層に、価格の低い中古品の利用を促す。車が壊れた際、車ごと売るのではなく修理してもらうことで、少しでも長く日産車に乗り続けてもらう狙いだ。

リユース部品と
リビルト部品の2種類

日産自動車 「ニッサングリーンパーツ」販売までの流れ

中古カー部品は「ニッサングリーンパーツ」の名称で扱う。パーツのなかでも洗浄と品質確認をする「リユース部品」と、洗浄と品質確認だけではなく、分解や消耗品の交換といった再生が必要な「リビルト部品」の2種類がある。リビルト部品は、日産自動車の定めた品質基準に基づき、再生する。

それぞれのラインナップは、「リユース部品」がヘッドランプやドア、ドアミラーやバンパー、メーターやワイパーモーターなど12品目、「リビルト部品」が、エアコンコンプレッサーやドライブシャフト、CVTやブレーキシューなど12品目だ。同社の製品は、日産自動車以外の車でも取り付けが可能。

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第619号(2025/11/10発行)17面

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