
古物市場での買付けを始めたことで、現状の商品の置き場所に限界がきていました。そこで今回、古着屋1号店の近くで初めて倉庫を契約。物件は店舗と同じく古民家で、時間をかけて信頼関係を築いてきた大家さんから「知人割」で駐車場代ほどの格安さで借りることができました。
仕入れと販売の可能性が広がる
季節外商品を保管
1階部は壁を隔てて大家さんと共用。ゴミを代わりに捨てるなどして良好な関係を築こうと努力中
これまでは店舗内の空きスペースに在庫を積み上げていく、ある意味勢い任せの商品管理でした。そのため、季節外の衣類(夏には冬物、冬には夏物)を次シーズンまで保管する余裕がなく、在庫が埋もれる前に古物市場やフリマアプリで割安処分することもしばしば。
しかし今回、1階・2階それぞれ約8坪、天井高約3メートルの倉庫を確保したことで、ようやく"寝かせる在庫"を持てるようになりました。棚を組み合わせれば、上方向にも効率よく積み上げられるため、収納力は想像以上。実際に季節外の商品を積み込んでみると、驚くほどスペースが余りました。扇風機やオイルヒーター、トルソー、ハンガーラック、什器、イベント出店用備品などをまとめて入れてもまだ余裕があります。さらに古物市場で仕入れた雑貨類も放り込んでみましたが、それでも余白が目立ちます。
第619号(2025/11/10発行)20面


