コスプレ衣装専門店「ぱるふぇ」を運営するシトラスファーム(福岡県福岡市)は、創業以来約15年間増収を達成している。自らもコスプレを楽しむ、代表の菖蒲尚宏氏が持つ専門知識と、愛好家の需要に寄り添った事業モデルで通常期の月商を200~300万円に保つ。
ニッチ市場で15年連続増収
ぱるふぇの内観
同社は福岡市に実店舗を構え、店頭と宅配で中古衣装を買い取る。販売・買取点数は月平均で約100点、多い月には200点近くに上る。新品で1万円程度の衣装が、中古では7000円前後で取引されるのが一つの目安。査定の鍵を握るのは、菖蒲氏の専門知識だという。「コスプレ衣装は公式ライセンス品が市場の1%未満とされ、大半が海外工場などで生産されているのが現状です。そのため、作品の人気だけでなく、生地の品質や縫製、パーツの欠品などを総合的に評価し、適正価格を提示する必要があります」(同氏)
第623号(2026/01/10発行)16面


