トレジャー・ファクトリー 総合業態にて「食品」取り扱い
2025年11月27日
トレジャー・ファクトリー(東京都千代田区)が賞味期限間近の「食品」の取扱いを開始した。関東エリアの総合リユース店15店舗から開始し、順次取り扱いを拡大していく。
関東エリアから順次展開

店内の食品売場の様子
同社は領域を広げる背景として、令和5年度の事業系食品ロス発生量が推計約231万トンだったことを挙げた。品質に問題がなく、賞味期限が迫る食品を取り扱うことで、リユースとは異なる面から新たな社会課題の解決に貢献したい考えだ。
また、新ジャンルを展開することで商品バラエティーの拡充と、お客の利便性向上を図る。同社の総合事業事業長である岩本隆知氏は「食器や調理器具などを扱ってきた当社にとって、食品の取り扱いは親和性が高い領域です。食品をお買い得な価格で提供できることは、フードロス削減への貢献と、安さという新たな魅力提供という二つの大きな意義を持つと確信しています」と話す。
食品を導入した店舗では、飲料やインスタントラーメン、レトルト食品などの加工食品、菓子類が並ぶ。今後は関東エリアから順次展開予定。
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