【チェーン中古売上ランキング】BO、ゲオ、HOの3強変わらず トップ10合計売上4144.2億円

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【チェーン中古売上ランキング】BO、ゲオ、HOの3強変わらず トップ10合計売上4144.2億円

2017年08月01日

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チェーン中古売上ランキング

直営もFCも含め、チェーン全体の中古売上高をランキングにまとめた。同一屋号で、どれだけリユース品を販売しているのかの指標になる。

チェーン中古売上ランキング

ブックオフコーポレーションがチェーン中古売上高1069.7億円を売り上げて1位となった。同社はヤフーとの業務資本提携以来ネット販売を強化しているが、同時に実店舗の変革も進めている。

古本を中心としたブックオフ店舗の一部を、中型で商材幅を広げたブックオフプラス業態にリパッケージ。低価格古着の催事販売店舗「東京古着」、レディースアパレル専門店「LU(エルユー)」なども展開している。

2位は、ゲオホールディングス。同社はFC店を含めた全体売上高が不明のため、直営のみの売上を記載している。実際にはランキング表の892億円を上回るものと見られる。

3位を獲得したハードオフコーポレーションのチェーン全体売上高は525・1億円。同社は2020年までに1000店、2030年までに1500店を中長期計画として打ち出しており、それに向けて手堅い成長を続けている。

コメ兵は主戦場の中古ブランド市場が陰る中、5位に踏みとどまった。チェーン中古売上高は347.5億円。同社は新宿や梅田に新店舗を出したが、8店舗を閉鎖している。TVCMやSNSを使ったプロモーションに注力。フリマアプリのリリース計画を発表するなど変化に対応しようとしている。

168.7億円を売上げ8位にランクインしたアップガレージは、カーパーツが主軸だが商材幅を広げている。「アップガレージなんでも買取団」業態では、「箸からロケットまで買う」とうたっている。尚、トップ10企業を合計すると4144.2億円となる。

420号(2017/07/25発行)17面

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