入社1ヵ月で"退職"よぎる、新卒社員の苦悩と成長【働く新人成長物語】

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「働く新人成長物語」

入社1ヵ月で"退職"よぎる、新卒社員の苦悩と成長【働く新人成長物語】

2025年10月10日

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働く新人成長物語 ヒューマンフォーラム

リユース企業で働く「若手社員」は、日々どのようにステップアップしていったのか。未来のリユース業界を担う、新人社員のリアルな成長物語を紹介する。今回はニューズドテック(東京都中央区)で働く新卒社員、相沢有姫さんの物語を紹介する。

「自分は居ていいのか」
入社直後に挫折

ニューズドテック 相沢有姫さんニューズドテック
相沢有姫さん

22歳。2025年4月に新卒でニューズドテックに入社。「新しいことに挑戦している」「成長できる」「若手の時から裁量権を持てる」の3つを軸に就活を行う。入社後は人事部門に配属。その後、経理部門へ異動。現在は、請求書処理や売上データ作成を担う。

相沢さんは、今年4月にニューズドテックへ新卒入社。現在、本社の経理部門に勤めている。「もともと人と話すのが苦手で、避けてしまう性格」と話す相沢さん。学生時代に経験した居酒屋チェーンでのアルバイトでは、当時の店長から「相手の目を見て話した方が良い」と指摘を受けたこともある。

そうした経験から「自分自身を成長させられる環境に身を置きたい」と、ニューズドテックに入社。人事部門に配属となったが、入社1ヵ月で大きな壁にぶつかる。「人事は、勤怠漏れや残業管理など会社のルールを社員に伝え、守ってもらう役割が大きく、ベテラン社員とも対等に話をしなければならない。ただ当時は業務理解が浅く、自分の言動に自信が持てなかった」。

次第に人と話すのが怖くなったという相沢さん。萎縮してばかりの自分を変えたいと、自らチームのタスクを手伝おうとしたこともある。しかし業務の進め方が分からず、かえって足手まといに。「相沢さんは自分の業務だけ進めてくれたら良いよ」と言われてしまい、心が折れそうになった。

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第617号(2025/10/10発行)20面

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