ミスターミニット×白洋舎 併設店2020年までに100店舗目指す

検索

ミスターミニット×白洋舎 併設店2020年までに100店舗目指す

2017年08月10日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

靴修理とクリーニングで業務提携

靴の修理や合鍵サービスの「ミスターミニット」をアジア6ヵ国で598店舗展開する、ミニット・アジア・パシフィック(東京都台東区)が、クリーニング大手の白洋舎が7月7日、店舗展開における業務提携を締結したと発表した。

JRさいたま新都心ビル店JRさいたま新都心ビル店。他にも日本橋や渋谷など路面店を中心に5店舗運営している

ミスターミニットでは、昨年9月から白洋舎のクリーニング取次サービスを内設した店舗を試験展開。現在路面店を中心に日本橋や渋谷など5店舗運営する。想定の2倍以上を売上げる店舗が出るなど好評だったため、今回の業務提携に至り、併設店舗の出店を加速させる。今年中に10店舗、2020年までに100店舗以上の出店を目指す。

靴修理とクリーニング業態は、シナジー効果が見込める。

「靴の修理は体験したことが無い方だと、いくらかかるんだろうなど不安な部分もあり、深堀しづらかった。しかしクリーニングという日常サービスが付随することで、靴のことでも気軽に相談でき、靴修理ニーズを掘り起こせています」(営業本部FC開発部長 藤浪知道氏)

靴の修理に訪れたお客が、クリーニングで再来することもある。「自宅近くのクリーニング店だと、帰宅時間が間に合わなかったりして取りに行けない。併設店はオフィス街中心に出店しているので、会社の昼休みや出退勤時にクリーニングを利用するという新しい使い方も見られます」(同氏)

今後は白洋舎既存店に、ミスターミニットを併設させる計画もあると言う。

ミニット・アジア・パシフィックの売上高は、連結で約157・4億円。

ミニット・アジア・パシフィックの社内ミニット・アジア・パシフィックの社内

421号(2017/08/10発行)1面

Page top
閉じる