一工夫レポート/CASE1 リサイクル&ニュー アルバーノ

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一工夫レポート/CASE1 リサイクル&ニュー アルバーノ

2017年09月20日

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成功を収めているところには必ず理由がある。商品ディスプレイ、メンテナンス、会員特典...事業の運営において様々な工夫を凝らしている企業・店舗を訪問。今回はリサイクルショップ、理美容機器買取・販売などの4社をレポートする。

商品のディスプレイを毎日変えます

総合リサイクルのアルバーノ(東京都世田谷区)は、ほぼ毎日商品のディスプレイを変えていると言う。売り場は46坪。環状八号線沿いに立地し、車通りが多い。以前はカーディーラーのショールームに使われていた空間で、店の道路沿いは全面ガラス張り。

店内がよく見えるガラス張りの外観店内がよく見えるガラス張りの外観

外から店内が見えるつくりを活かし、新しく入荷されたものは外側にディスプレイ。取材日当日はワンピースが入荷されたばかりで、それと一緒に、それまでなかなか売れずにいたバッグなどの服飾雑貨でコーディネートをつくり、売れるように置き換えていた。その他にも、売れずにずっと食器コーナーで滞留していたグラスに、和紙を合わせてディスプレイ。グラスの下に和紙を敷き、食器コーナーではなく、ダイニングテーブルの上に置き変えたことで、売れ行きが伸びたこともあった。

和紙が敷かれた食器コーナー和紙が敷かれた食器コーナー

「買う、買わないは二の次で、まずは楽しませる店にしたい」と、三角敏一代表は語る。商品入荷を充実させ、繰り返し来るお客が飽きないように、見せ方を頻繁に変えていると言う。

アルバーノ 三角敏一代表アルバーノ 三角敏一代表

423号(2017/09/10発行)13面

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