トレジャー・ファクトリー　無人店レンタル事業譲受

トレジャー・ファクトリー（東京都千代田区）は、エンプティ（東京都渋谷区）が運営する無人店舗型ドレスレンタルサービス「Empty Dressy」の事業譲受を決定した。

完全自動化で多店舗展開へ

トレジャー・ファクトリーの業態、サービス展開

トレジャーが既に運営しているEC 型ドレスレンタル「Cariru」に加え、無人店舗型事業を展開することで異なるニーズを取り込み、レンタル事業の収益拡大を目指す。同事業は予約・貸出・返却まで完全自動化し、多店舗展開が容易であると見込んでいる。将来的にはドレスに限らず商材を多様化し、無人店舗型のレンタル店舗を積極的に展開する方針。

同社は人手不足解消や技術革新による業務効率化・運営コスト削減などのメリットから、無人店舗という新たなビジネスモデルに着目。中長期的に重要な販売チャネルの1つになり得るとしている。同社が展開する多様な業態と取扱い商材に、無人店舗のシステム・サービス・ オペレーションのノウハウを掛け合わせ、新たな業態の開発を模索する。

同社は総合リユースと専門リユースの12の業態を展開することで、取り扱う商材の種類や価格帯を拡大し持続的な成長を実現。2025年9月末現在、グループ店舗数 311 店舗となった。

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