マイエコリング、「仕組み化」で売り切って「属人化」で信頼を得る

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「リユース店を伸ばす店長」

マイエコリング、「仕組み化」で売り切って「属人化」で信頼を得る

2025年10月30日

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リユース店を伸ばす店長

買取専門店を約300店展開するエコリング(兵庫県姫路市)が、4月にオープンした初の小売店が「マイエコリング立川店」だ。売り場約300坪の総合リユース店で、買取りと販売を行う。運営をまかされた池端大登さんは、「仕組み化」と「属人化」を両輪で進めている。

マイエコリング
立川店(東京都立川市)

池端大登さん

池端大登さん(前店長。9月から室長)

大学卒業後、不動産会社に入社。10ヵ月新築の売買仲介を行う。「好きな古着に関係する仕事をしたい」と考え、2018年4月にエコリングに入社。倉庫で業者販売を担う「販売企画部」に入社。主任になり、次期課長としてキャリアを積んでいたが、今年4月、同社初の小売店の店長に指名された。10月から室長専任に。

もっと聞きたいQ&A

Q エコリングの中で同店の役割は?
A 使命は「エコリングの扱う商材の価値、粗利を最大化させること」「世の中にもっとエコリングを広げること」。使命をメンバーに伝えるのも大事な仕事です。

粗利最大化求めて
業販からフリマ販売へ

「もっと高く売れるんじゃないか?」

当時、販売企画部で古着の法人販売を行っていた池端さんは、常々そう感じていた。

同部署には、全国の買取店から大量の商品が集まる。業者販売もいいが、低単価のものでも、粗利を最大化する売り方があるのでは――。

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第618号(2025/10/25発行)13面

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