三木楽器アメリカ村店、エレキギターで月4500万円
2017年12月15日
中古比率は45%
創業190年を超え、楽器店9店、音楽教室やセミナー、高校生バンドコンテストなどを運営する三木楽器(大阪府大阪市)は、国内最大のエレキギター専門店「三木楽器アメリカ村店」で、月商4500万円を売り上げる。内、約45%が中古売上によるものだ。
アメリカ村店3階のギブソンコーナー
同店の売り場は4フロアあり、1フロアは約60坪。国内外の新品・中古合わせて、エレキギターを常時1000本以上販売している。内、中古比率は約30%。
ビギナーからハイエンドまで利用できるようにと、商品種類の豊富さが強み。新品・中古問わず中心単価は15万円程だが、3階の「ギブソン」専門フロアや、4階の「フェンダー」などのヴィンテージ専門フロアでは、数十万円で販売するエレキギターもある。
「どの層に対しても欲しいと思える商品を提供できることが強み。それでもハイエンドユーザーのお客様が多いので、その人達からの下取りを促しつつ、単価の高いヴィンテージ物の販売強化を今後もしていきたい。現在買取りは月に100本程です」(小池課長)
三木楽器の2016年6月期会社売上高は88・5億円。
三木楽器 店舗営業部 小池重一課長
429号(2017/12/10発行)5面