オークネット、低額ブランド品買いやすく

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オークネット、低額ブランド品買いやすく

2018年09月28日

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4B1.png▲入札式のオークションを開始


入札式ネット競り開始 低額ブランド品買いやすく

ブランド品などのネ ット古物市場を開催するオークネット(東京都港区)は9月1日から入札式のネットオークションを開始した。低額品を効率的に競ることができ、参加者の負担軽減にもつなげたい考えだ。新たに始めた「ロープライスオークション」は、指値1万円以下の商品(コイン・絵画は除く)を対象とした入札式のネット競り。「リアルタイムオークション」内で設けていた低額品を集めていたコーナーを切り出した格好だ。


入札期間は、毎週土曜日午前0時から翌週月曜日の17時まで。入札ピッチは500円となる。ヤフオク!と同様のセカンドプライス方式を採用しており、希望落札金額を入札していれば、自動的に競りあがる仕組みだ。第1回では5014点が出品された。入札方式を採用する背景には出品数の増加がある。毎週火曜日の1日で1万点弱を競るため、参加者の負担が大きくなっていた。また、期間内であれば時間を気にせず入札できるため、同社ではアジアや欧米といった海外 バイヤーが参加しやすくなる効果も見込む。


入札式の導入により、リアルタイムオークションは8から6チャンネルに。同時に新セリシステムも導入し利便性を改善。システムの起動が早くなった他、好みのチャネル配置に変えられる機能も設け、画面表示を見やすくする等した。

第448号(2018/09/25発行)4面

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