レンティオ、レンタル家電1年利用で無償譲渡 「途中でやめられる分割払い」感覚で

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レンティオ、レンタル家電1年利用で無償譲渡 「途中でやめられる分割払い」感覚で

2018年10月11日

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レンタル家電1年利用で無償譲渡 「途中でやめられる分割払い」感覚で

カメラや家電のレンタルサービス「Rentio」を運営するレンティオ(東京都品川区)は、9月開始の新サービス「もらえるレンタル」の取り扱いアイテムを拡大して行く方針だ。対象商品を1年間借りると追加費用なく入手できる仕組みで、iRobotルンバ960など3商品から展開する。9月26日にはFitbitブランドのウェアラブルデバイス4機種を追加し、今後も家電カテゴリを中心に対象品目を拡大すると言う。


もらえるレンタルではメーカーと提携することで新品を提供する。修理費用も利用者の過 失がない場合は原則同社が負担する。途中でレンタルをやめて返品することも可能で、最低レンタル期間3ヶ月を超えた場合は追加費用も不要となる。例えばiRobotルンバ960の場合であれば月額8000円で借りることができる(小売価格で約9万7000円)。


「途中でやめられる分割払いのようなサービスと表現しています」(三輪謙二朗社長)。現状、家電購入の判断材料はネット情報や店舗の実物を確認することが中心。購入者は本来不要だったり希望と異なる商品を購入してしまうことがある。もらえるレンタルで試用することで、こうしたリスクを解決する。



一方で、メーカー側はEC上の口コミやコマーシャル頼りの販売や安売りから脱却し、ユーザーが実際に使って納得してから購入してもらうことを見込む。より適切な商品開発や流通価格を実現することが狙いだ。

aa.jpg▲三輪謙二朗社長

第449号(2018/010/10発行)1面

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