《リユース企業の成長力》リユース企業「5割」が増収

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《リユース企業の成長力》リユース企業「5割」が増収

2019年01月15日

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リユース企業「5割」が増収
1割強は11%以上の減収

フリマアプリの登場により、リユース企業は苦戦を強いられている。そんな見方がある中、中古売上ランキング回答企業を対象に成長率の調査を行った。中古売上高の前年比は単純平均で109%と前年を上回る結果となっている。

減収企業が3割

中古売上ランキング2019(主に2018年度実績)の調査及び回答企業250社を対象に中古品売上高の前年比をまとめたのが左の2つのグラフだ前年比が不明の47社を除き、203社の内、52.7%に当たる107社が「増収」となっている。また、前年比100%となった「横ばい」が16.7%の34社。そして、前年を下回った減収企業が30.5%の62社となった。

次に増収・減収企業の割合に応じて分布を調べた。増収企業においては、前年比が「111%以上」が55社と最も多く、次に「106-110%」が28社、「101-105%」が24社と続いている。一方、減収企業においては、「89%以下」が27社と最も多く、次に「95-99%」が23社、「90-94%」が12社と続いた。

売上全体は増加傾向

このように、全体としては前年を上回る企業が多い中、前年を11%以上で上回る好業績企業が多い一方で、11%以上の減収企業も目立つなど、業績の変動が大きいことが伺える。中古売上高トップ10社の合計は、3899億2000万円。比較対象企業は異なるが前年から19.5%増えたことになる。また、トップ200社までの中古売上高の合計金額は8885.1億円と前回調査の7633.4億円を1251.7億円上回った。これらの結果をもとに考えると、リユース企業の売上高全体としては伸びていることが伺える。


ただ、この数字は、企業間取引や海外輸出等の数字等も含まれるため、国内のBtoCリユース市場規模が伸びているということではないため注意する必要がある。フリマアプリの急速な成長により、リユース市場は今、大きな転換期を迎えている。この動きを中古品売買の裾野拡大の機会と捉えるのか、買取等において被害を受ける危機と捉えるのか。いずれにしろ、ユーザーに支持され続けるよう進化し続けなければリユース企業に未来はない。

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第455号(2019/1/10発行)11面

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