《Sharing Economy》Little Japan、多拠点居住を実現へ 空き家を有効活用

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《Sharing Economy》Little Japan、多拠点居住を実現へ 空き家を有効活用

2019年03月23日

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リトル1.JPG

▲浅草橋駅7分のゲストハウス

多拠点居住を実現へ
空き家を有効活用

月額定額制で全国のホステルに泊まり放題となるサービス「Hostel Life」を運営するのが、
Little Japan(東京都台東区)だ。自らゲストハウスを手がける一方で、昨年12月、月額1万5000円から全国の加盟ホステルに泊まり放題となるサービスを開始。通勤に1時間以上を要する人や、日本各地への移動が頻繁な人々が主な利用者層。

空き家問題の解決や地方創生などに取り組む。ホステルのホテルとの違いは、主に相部屋を提供する点。低価格で、ゲスト同士の交流が盛んなことも特徴となっている。今年1月に導入し、今後注力する新サービスが「多拠点シェアハウス」だ。

同社と提携するシェアハウスに入居すると、追加費用なしで国内15ヵ所、海外1ヵ所(台湾)へのホステルに泊まり放題となる。現在は5つのシェアハウスと提携し 、自社物件も揃える。個室でも月額3万1000円から利用可能で、東京都心の平均住居価格と比較して割安だ。「平日は都心部の勤務先に近いホステルから通勤し、休日は自然の多い場所で家族と過ごすというような生活が実現できる。

現在は数を追う時期ではないが、長期的に拠点を100ヵ所、1000ヵ所と増やしていきたい。空き家や有休資産を持たれている方々にご協力いただき、これらの活用にも繋がればと考えている」(柚木理雄代表)。

リトル2.JPG▲ドミトリールームの2段ベッド

第459号(2019/03/10発行)14面

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