ヴィンテージカメラオークション 発足1周年、参加費無料で開催

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ヴィンテージカメラオークション 発足1周年、参加費無料で開催

2019年05月01日

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6C-2.jpg競りの様子

発足1周年、参加費無料で開催
出来高2000万見込む

カメラ古物市のヴィンテージカメラオークション(運営:トリアイナ・東京都豊島区)が発足1周年を迎える。
5月10日に「感謝祭」と銘打って、参加費と売り買いの手数料を無料で開催する。通常月の物量は約100箱(1箱10点)だが感謝祭では1.5倍とし、出来高2000万円を見込む。東久留米市で月1回開催している同市場は、フィルムカメラやレンズを競り、1400万円程の出来高を上げている。登録企業数はカメラ専門店やネット販売事業者など60社。物量の7割を運営元のトリアイナが調達している。年間5万件に及ぶ出張買取から、個人客より買い取ったカメラを自社で検品とクリーニングをし、同市場に流している。

「取扱ブランドは幅広いが、中でもライカやコンタックスの状態は良いと参加者からの評価は高い。感謝祭では、『ライカM6』『コンタックス645 プラナーF2-80』など希少性高い物を通常月よりも多く提供していく予定」(オークショニア 及川敏勝氏)買い手業者の多くが、20年以上前に生産されたアンティークカメラなどを、日本製の評価が高い海外地域に販売している。

6C-1.jpgオークショニア 及川敏勝氏

第462号(2019/04/25発行)6面

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