JAMPA、初心者向けバイク買取セミナー開催 異業種参入で業界活性化図る

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JAMPA、初心者向けバイク買取セミナー開催 異業種参入で業界活性化図る

2019年05月14日

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JAMPA(日本二輪自動車推進協会)、リユース(福岡県福岡市)、ブックサプライ(大阪府吹田市)は4月23日、東京で初心者向けバイク買取セミナーを開催した。セミナーではテキストを用いて、バイク市場動向や基礎知識、買取査定時のポイントや注意点、買取成立時の手続き方法、売却方法などを解説。また、軽トラへの積み込み作業や固定方法、降ろし方を動画で紹介。これまでバイク事業に携わらなかった事業者の参入を促し、バイク業界の活性化に繋げる狙いだ。

5-C.JPG▲セミナーでは市場動向や査定〜売却までのポイントなどが解説された

「中古バイク市場は年間2000億円以上と言われ、50㏄超のバイク需要は微増傾向にあります。また、大手中古バイク会社の125㏄以下のバイク出張買取は、経費削減として縮小傾向。ビジネスチャンスは多いのでは」(藪田真吾ブックサプライ社長)

セミナーでは、JAMPA、ブックサプライ、リユースが共同開発した査定システム「バイクシステム」も紹介された。同システムでは車両の状態・走行距離・カラー・登録証の有無などを入力すると、自動的に中古相場・オークション相場・本部買取保証額・買取推奨額が算出される。

バイクシステムではこの他、JAMPAによる遠隔サポート、廃車・名義変更などに使用できる書類のダウンロード、買い取ったバイクのオークション出品代行や本部買上などが利用可能。中古バイクにまつわる業務をトータルでサポートする。

第463号(2019/05/10発行)5面

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