iCracked、米発iPhone修理会社上陸

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iCracked、米発iPhone修理会社上陸

2016年01月25日

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米シリコンバレー発のアップル製品を中心とした修理会社、iCracked(以下、アイクラックト) が日本に上陸した。昨年12月4日に旗艦店となる渋谷店をオープン。日本では光通信が同社と提携して運営を行い、国内のFC展開を進めると言う。2019年3月には日本国内500店を目指す。

「ガラス割れは月4万人」需要にらむ
対面作業で安心訴求

アイクラックト渋谷店にiPhoneを持ち込むと、その場ですぐにガラス割れや外装破損等を修理してくれる。今月中旬からはiPadの修理もメニューに加えた。

アップルストアや正規サービスプロバイダ(正規代理店)、町の修理店に依頼した場合は一時預かりをされるケースが多いと言うが、同店では最短30分で修理が終了する。

日本の店舗においては、原則「対面」で修理を行うのが特長だ。写真やアドレス帳などプライベート情報が詰まった端末は、修理とはいえ他人に渡すことに不安を感じるユーザーは多い。目の前で作業を見せることで、その不安を払拭する。

また価格面でもアップルや正規店より優位性を出す。渋谷店での修理価格はiPhone5シリーズで1万~1万5000円、6シリーズで2万円前後。アップルや正規店では少しの傷でも「本体そのものを交換することが多く、その場合4万円前後かかる」と言う。

渋谷・宇田川町に旗艦店をオープン渋谷・宇田川町に旗艦店をオープン。
2階の修理スペースはガラス張りで、外から作業の様子が見える

情報交換ツールで職人が修理事例検索

アイクラックトは、iTechと呼ばれる契約修理職人が的確な修理を行えるためのコミュニティサイトを作っている。その様子は、SNSのタイムラインのように投稿形式で情報が蓄積する仕組みだ。

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384号(2016/01/25発行)16面

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