《Sharing Economy》ガイアックス、体験シェア、全都道府県に拡大 コーディネーター制でホスト3倍へ

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《Sharing Economy》ガイアックス、体験シェア、全都道府県に拡大 コーディネーター制でホスト3倍へ

2019年05月21日

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ウェブマーケテイング支援等を行うガイアックス(東京都千代田区)は3月18日、同社が手掛ける地域体験マッチングサービス「TABICA」のホストを47都道府県で獲得したと発表した。TABICAとは、街歩きやワークショップ等の体験をホストが提供するサービス。15年に開始し、約4.1万人がサービスを体験した。同社は更なるホスト獲得に向け、「コーディネーター制度」に注力。19年内にホスト数を現在の約3倍となる1万6500人まで押し上げる。

ガイアックス街歩き写真.jpg▲TABICAでは街歩きやワークショップ、占いなど様々な体験が出来る

同制度とは、協会や団体、地域の有志等が「コーディネーター」となり、ホスト達を募集・管理するもの。コーディネーターはTABICAの運営プラットフォームの一部を使用でき、所属するホストの予約管理やHP作成が可能。コーディネーター管理下のホストが体験サービスを行った場合、手数料収入は運営側とコーディネーターでシェアする。これまで、小田急電鉄や観光協会などがコーディネーターとして参画している。

「鹿児島の徳之島には、TABICAを通じて年間約40人が訪れています。これは、松尾さんというコーディネーターの方がホストの方々に代わり予約代行等を取りまとめて下さった為に実現したこと。このノウハウは他の地域でも転用できると考えます」(原田祐二事業部長)

ガイアックス顔写真.JPG▲原田祐二事業部長

今後はコーディネーター向け説明会・交流会を開催する他、SNSでの非公開コミュニティーの作成を予定。情報交換の場を設け、サービスの向上を図る。

第463号(2019/05/10発行)14面

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