メルカリ、国内流通総額5,000億円 AIとオフラインで潜在顧客開

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メルカリ、国内流通総額5,000億円 AIとオフラインで潜在顧客開

2019年08月25日

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要約すると.ブルー.png

メルカリの流通総額、月間アクティブユーザーが順調に成長
AIを用いた画像検索機能等テクノロジーを強化
来期の国内事業はAIとオフラインに注力

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メルカリ

1A.jpgのサムネイル画像▲通期決算説明会に臨む山田進太郎会長(中央)ら

メルカリ(東京都港区)が8月8日に通期決算説明会を行い、2019年6月期の国内メルカリ事業の流通総額が前期比41%増の4,900億円、MAU(月間アクティブユーザー)が前期比26%増の1,350万人と順調な成長を示した。同社は潜在のMAUが3,600万人いるとして国内事業はまだ成長余地があると見ている。「社会の公器」となるべくさらなる成長戦略を描く。

2019082501_02.png▲流通総額(GMV)月間アクティブユーザー(MAU)

国内事業のカテゴリー構成比は、レディースが前期比2%減の23%、一方で本がメインとなるエンタメ・ホビーが前期比2%増の21%となった。同カテゴリーに関しては本のバーコード読み込みによる出品が可能となったことが寄与した。

またメンズ、スポーツ、レジャーが前期比で1%上昇した。新しいユーザー層の取り込みが奏功しており、車コミュニティを展開する「カーチューン」と提携した同社はカーパーツなどの新ジャンルを強化したことで男性や高齢者など新しい顧客層を開拓した。「車検証2次元コード出品」機能を自動車本体カテゴリーの商品を対象に導入、また「メルカリあんしん自動車保証」制度などの施策を打ってきた。

2019082501_01.pngカテゴリー別のGMV構成比

またプロダクト施策によりAIを使った画像検索機能を実装したり画像の掲載枚数を4点から10点に増加させるなどしてテクノロジーを強化してきた。「日本のメルカリ事業はまだまだ伸びしろが十分にある」(山田進太郎会長)

来期の国内事業はAIとオフラインへ注力する。撮影するだけでAIによって売れ筋の価格帯を表示する機能の実装、ドコモなど外部パートナーと協業してアプリの使い方を説明する「メルカリ教室」、日本郵便と組んで梱包・発送の作業を簡略化する試みなどを実施していく。

米国事業は前期比70%増の36億ドル、MAUが前期比34%増の200万人を突破。CMやラジオで認知度が向上した。またメルペイ事業は2月のリリース後の6月時点で登録者が200万人を超えた。今後はメルペイとメルカリのシナジー効果の創出を狙う。また同社はこの頃鹿島アントラーズを買収した。男性の多いサッカーファンから顧客層の拡大を、またブランド力の向上を図り、こちらもメルカリとのシナジー効果を目指す。

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第470号(2019/08/25発行)1面

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