ブックオフ、ネット注文品を店舗受取 直営・FC200店で実施

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ブックオフ、ネット注文品を店舗受取 直営・FC200店で実施

2019年09月18日

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ブックオフ(神奈川県相模原市)は8月21日、ECサイト「ブックオフオンライン」で注文した商品を、ブックオフ店舗で受け取れるサービスを始めた。直営・FC含め200店で実施。ネット利用者の店舗送客や、利便性アップを図る。

13-A①.pngブックオフオンラインの注文商品を店舗受取

このサービスは8月末現在で、直営125店、FC75店が参加。計27都道府県で展開している。特に駅近などの好立地店舗で、取引が増えている。受取店舗は、今後も増やす。

同社は前期より「ひとつのBOOKOFF」を構想に掲げ、直営・FC店間での在庫連携や、会員アプリリリースなど、リアル・ネットの強化を両輪で進めていた。この店舗受取サービスでは、利用者がFC店を指定した場合、FC店に売上が計上される。本部側が、FCから手数料などを得る。「お客様には、使いたいタイミングで使いたいブックオフ店舗を選んで頂ければ。利用者の3割が受取店舗で"ついで買い"もしている」(ITサービス企画部サービス企画グループマネージャー 秋澤圭一氏

13-A②.jpgITサービス企画部 サービス企画グループマネージャー 秋澤圭一氏

ブックオフオンラインは通常、注文合計金額が1,500円未満の場合、利用者が360円の送料を負担。しかし店舗受取サービスでは、送料無料で商品1点から取寄せができる。但し、取寄せには4〜9日を要す。

ブックオフオンラインでは宅配買取した書籍やパッケージメディアを主に扱い、横浜・瀬谷のセンターで商品の集約・管理をしている。在庫数は常時400万点程。19年3月期の当該事業売上は約75億円。うち96%が中古。

第471号(2019/09/10発行)8面

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