島村楽器、ヤマハの木工技術息づくアップライトピアノ

検索

島村楽器、ヤマハの木工技術息づくアップライトピアノ

2019年10月24日

  • Google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この店で一番高いモノはこれだ!Vol.2
島村楽器ピアノショールーム市川コルトンプラザ店
(千葉県市川市)

ヤマハの木工技術息づくアップライトピアノ
モール装飾と猫脚でエレガントさを演出

様々な業態のリユース店を訪問し、その時点で店頭に並ぶ一番高い商品を紹介するこのコーナー。今回は新品・中古ピアノの買取・販売を手がける「島村楽器ピアノショールーム市川コルトンプラザ店」。店頭で一番高い1989年製のアップライトピアノはマホガニーの木目が美しく、モール装飾が施されています。

2019-10-17.pngYAMAHA W3AMhC 1989年製 マホガニー艶出仕上、オールアンダーフェルトハンマー、猫脚、モール飾り

全国に店舗・音楽教室を169ヵ所展開する島村楽器。ピアノショールーム市川コルトンプラザ店は、アコースティックピアノ、グランドピアノを中心に常時60台以上を展示しているピアノ専門店で、音楽教室とホールも併設している。

p3.jpegスタインウェイのグランドピアノコーナー(新品)

p4.jpeg音楽教室のブース。音楽教室には毎日平均50名の生徒が訪れる

そんな同店の一番高い中古商品は、ヤマハ伝統の木工技術が息づく1989年製「Wシリーズ」のアップライトピアノだ。価格は680,000円(税抜)。鮮やかなワインレッド調のマホガニー外装に加え、上前板にはモール装飾が施され、曲線が美しい猫脚がエレガンスさを演出している。

「今ではこのような装飾が付いたピアノは作られていません。高さは131センチで、弦長が長く、背面の響板面積が広いため、豊かな音色表現が可能です。内部もきちんとメンテナンスしているので、30年前に新品で100万円位だったものが、この値付けとなっているのです」と那須英伸店長。

内部もメンテナンスした中古の平均単価は40万から50万円

p2.jpeg中古ピアノコーナー。最近では定番の黒よりインテリアとマッチする木目調が人気だという

島村楽器では買い取ったピアノは工房で外装の磨き直し、内部のアクション内にあるコードの交換、ハンマーフェルトの再製形や調整・交換、チューニングピンの交換などを行っている。手間とコストをかけた中古ピアノの平均単価は40〜50万円。同店では年間100台〜150台販売している。子どもの習い事に手頃な中古からという需要のほか、弾き込まれた中古の方がはっきりした音色が出て良いという理由で中古を求める人もいる。

「ピアノは平均60年の寿命があり、二代、三代で演奏できる楽器です。1千万クラスの外車が20年程度しかもたないことを考えれば、決して高い物ではありません」(那須店長)

イベントやセミナー、交流会の企画も手がけ、音楽の楽しさ提供
学生時代はギターの経験しかなかった那須店長は、入社して『ピアノショールーム市川コルトンプラザ店』の前身、『ピアノサロン本八幡店』に配属されてから、音楽教室でピアノを学んだ。木製のピアノは全て音色が違うため、接客では「必ず低音から高音まで出して、全体的な音の響を聴いてもらうようにしている」。また、内部を見せて構造の説明も行なっている。そのほかホールでのイベントやセミナー、交流会の企画も手がけ、島村楽器の理念である「音楽の楽しさを提供し、音楽を楽しむ人を1人でも多く創る」を実践している。

p5.jpeg那須英伸店長

第473号(2019/10/10発行)17面

リサイクル通信のLINE@ 最新ニュースを配信!
Page top