LOOP、越境サイト「OR NOT」メンズ衣料品に特化したプラットフォーム

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LOOP、越境サイト「OR NOT」メンズ衣料品に特化したプラットフォーム

2019年11月03日

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Borderless!

今年1月に産声を上げた越境サイト「OR NOT」(運営:LOOP・東京都渋谷区)。メンズデザイナーズブランドの衣料品に特化したプラットフォームだ。取扱いの多くが"アーカイブ"と呼ばれる過去作品で、これらも二次流通品。今国内リユース業者15社が出品し、流通を伸ばしている。取引の6割が海外だ。

ローバルサイト「ORNOT」メンズデザイナーズブランドのグローバルサイト「ORNOT」。費用は月額8万円。手数料は取引代金の15%。

「ファッション業界でも、二次流通市場が成長する中、さらにグローバルに視野を拡大させていくとチャンスは広がります」(LOOP増汐義信社長)

増汐義信 社長LOOP 増汐義信社長

オアノットでは、約600のメンズ向けデザイナーズブランドを扱う。RINKANなどデザイナーズ古着(=アーカイブ)を扱うリユース業者が、出品者として名を連ねる。今年1月のローンチから、商品掲載数は現在7万点までに成長。流通額は非開示ながら、「出品数の成長に応じ、取引数もどんどん伸びている」(増汐社長)という。年内には常時出品10万点に達する勢いだ。

現在取引の6割が海外で、4割が国内。5言語(日本語・英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語)と、全世界の通貨にほぼ対応し、海外からアクセスすると送料と関税が含まれた価格が表示される。取引が成立した際、出品業者は、LOOPが日本国内で提携している倉庫に商品を発送すればよい。増汐社長はこれまで、楽天、アクセンチュアと経歴を重ねてきた。楽天時代は楽天市場事業で西日本営業部全域を統括し、リユース業者と接点を持つほか、アクセンチュアではインバウンド向けのマーケティング業務に従事した。

「訪日観光客が日本のデザイナーズブランドの古着になぜ興味を示すのか。それは海外では新作を買うことができても、アーカイブアイテムを購入することができない。日本は新作も名作も購入することができる唯一の市場です。また日本の商品管理や真贋査定の技術は世界的に見ても成熟しているので、評価は高いです」(同社長)

オアノットは今、オンラインだけでなくオフライン戦略として、出店事業にも乗り出している。デザイナーの藤原ヒロシ氏が手掛ける、深夜の銀座で繰り広げる「ミッドナイトマーケット」に、オアノットの出品業者と共同出店するなどしてきた。また今後は、今オアノットで取引成長を見せている香港で、ポップアップでの出店も計画している。

第474号(2019/10/25発行)11面

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