ブランドとアパレルのリユースを「エコスタイル」の屋号で展開するスタンディングポイント(東京都港区)。同社は5月20日、初のヴィンテージバッグの専門店を大阪・心斎橋にオープンした。新業態の狙いや市場の見通し、グループの住宅メンテナンス会社と連携する構想まで、若森寛社長に詳しく聞く。
心斎橋にヴィンテージバッグ専門店
販売に特化した専門店で
インバウンドを取りに行く
若森 寛社長
──5月20日に、大阪・心斎橋に新業態「エコスタイル・ヴィンテージ」を路面店でオープンしましたね。
若森 初のヴィンテージブランドバッグの専門店です。20坪の売り場に、300点以上のヴィンテージバッグを中心にアクセサリーも展開しています。心斎橋駅から徒歩1~2分の、インバウンド需要が見込める立地ですよ。インバウンドビジネスを展開する経営者の皆さんから、心斎橋は売れると散々聞いてきたので、これから楽しみです(笑)。オープンしてみると、アジア圏に限らず、欧米の方にもご来店いただいて、社員の皆さんが元気に接客してくれています。
これまで、インバウンドって取りに行っていなかったんですけど、万博を開催している今がラストチャンスと感じて。このタイミングで出店しました。英語や中国語が話せるスタッフを登用しています。
第609号(2025/06/10発行)8面