マインドカンパニー、脱臭技術を強みに「特殊清掃」の要望を集める

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マインドカンパニー、脱臭技術を強みに「特殊清掃」の要望を集める

2019年12月08日

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プロのワザ

生前・遺品整理産業が盛んになりつつある中、同産業から特殊清掃業者へと変貌を遂げたのがマインドカンパニー(東京都大田区)だ。"脱臭技術"を極めて実績を積み、夏にはほぼ毎日、孤独死現場の案件が舞い込むというほど。10月に起きた台風19号の被害でも、関東各所の個人宅を回った。遺品整理が伴えば、リユース業者との連携も行っている。

孤独死、水害、火災、ペット屋敷...マインドカンパニーでは、様々な状況に困った個人や物件管理会社より、特殊清掃の要望を集めている。

生前・遺品整理業からスタートした同社が、特殊清掃業者へと化したその裏づけにあるのが、脱臭技術に対しての評価だ。鷹田了社長によると、赴いた現場が"やり直し施工"であることは多く、東京で2割、地方では5割というほど。同業者による不完全施工が、異臭のぶり返しを起こし、再度脱臭を依頼した物件の管理会社などが、その技術に感心し「今後もお願いしたい」と提携を結ぶほどに至っている。

鷹田了 社長鷹田了社長

鷹田社長は「"完全"脱臭はあり得ない」としながらも、それに近い状況に原状回復させるには6つの要素が必要と話す。 1)化学、薬剤の知識 2)大工的な技術 3)オゾン脱臭機などの設備 4)温度、湿度管理 5)クリーニング技術 6)経験だ。

孤独死では、故人の体液が床に付着し、臭いが床下までに到達している場合がほとんど。同社なら、汚れた床ごとを解体し、床上に設置したオゾン脱臭機から床下に向けて脱臭を施す。機械は2〜3時間稼動させては、また2〜3時間空けてから再度稼動させ、あえて脱臭と臭いの再発を繰り返さす。それを3日間徹底して行う。

体液などで汚れた床を解体体液などで汚れた床を解体(イメージ)

オゾン脱臭機で床下まで脱臭するオゾン脱臭機で床下まで脱臭する

遺品整理需要からの延長で、リユース業者が片付けや清掃を請け負うこともある。ただ、特殊清掃はまだまだプロ業者の守備範囲といえ、設備投資の面から見ても参入は容易でない。マインドカンパニーとしてもリユース業者との連携を歓迎している。

会社概要
設立:2015年
業務内容:特殊清掃、ペット消臭、汚部屋クリーニングなど
代表者メモ:鷹田了(たかだ・さとる)。日本除菌脱臭サービス協会監修の脱臭マイスター認定資格者。同協会でのセミナー講師も務める。

第476号(2019/11/25発行)17面

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