ファイブニーズ、店頭・出張・宅配で酒類買取り「国酒再生事業」を標榜

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ファイブニーズ、店頭・出張・宅配で酒類買取り「国酒再生事業」を標榜

2020年01月31日

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売上高を前年比154%の32.2億円に伸ばし、酒の買取販売に特化するのが『ファイブニーズ(東京都墨田区)』だ。2018年度には「ヤフオク!」ベストアワード食品・飲料部門ベストストアで第1位を受賞し、酒買取事業で日本一規模まで成長。設立から10年足らずで躍進した同社の秘密を探る。

「趣味の飲み歩きを通じて様々な飲食店と仲良くなるうちに『儲かりにくい』や『閉店後、お酒の在庫が余る』といった業界の課題を知りました。これを買取で解決したいと思ったのが始まりです」と話すのは、同社の岡崎雅弘社長。2011年にファイブニーズを設立し、現在買取店を12店舗展開している。

岡崎雅弘 社長岡崎雅弘社長

同社は店頭・出張・宅配で酒を買取り、「ヤフオク!」や「楽天」「Amazon」等で「SAKE People」の屋号でネット販売する。他にも飲食店への直販、海外バイヤーといった様々な販売ルートを持つため、高価買取が強み。これまでの買取最高額は、ウイスキー・山崎50年の1700万円だった。

Five_Needsオンライン・電話・LINE・FAXなどで査定を受付

同社の特徴は、酒蔵等のメーカーからの買取依頼が多い点。同社は目標として「国酒再生事業」を標榜しており、買取が国内酒業界の活性化に繋がるとみている。

「地方を中心に酒屋が減少する中、販売まで行わざるを得ない酒蔵が増えています。売れない不良在庫を酒蔵が安売りすると、ブランディングに影響する。そんな商品を当社が引き受ければ、酒蔵にとってもプラスが大きい」(同氏)

また、日本食ブームが世界中で起きている中、アジアを中心に国酒の需要が高まっているという。

「かつては4000以上あった日本の酒蔵も、今は1300程まで減少しました。このままいけば、数年で1000を切る。酒蔵が閉まるということは、何百年と受け継がれた菌が死ぬということです。独自の海外ルートを持つ当社が世界にジャパニーズブランドを広めることで、酒蔵を守りたい」(同氏)

第480号(2020/1/25発行)5面

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