hanane、「規格外品の生花」半額以下でブックオフ販売イベント

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hanane、「規格外品の生花」半額以下でブックオフ販売イベント

2020年03月05日

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『hanane(東京都港区)』は花の販売イベントを2月14日から16日にかけてBOOKOFF SUPER BAZAAR 409号川崎港町店にて開催した。売り場に並んだのは規格外品として市場に出回らない生花。ブックオフでの生花販売は初となる。

ブックオフでの生花販売価格は1本100円

仕掛け人の石動力社長は「ドイツで留学をしていた際は、近所の主婦が日常的に花を買う場面が見られた。日本でも同様の文化を育みたい」と意気込む。同社は花と食事を同時に楽しむイベントを月に3回ほど開催するほか、虎ノ門で花の販売を行う。

石動力 社長石動力社長

仕入れる花は神奈川県内の花農家で生産された、本来は市場で販売できず廃棄するもの。これをhananeが買取り、「チャンスフラワー」と名付け、正規品の半額以下で販売する。「市場を介さず農家から直接仕入れるため、日持ちもします」(石動氏)。レジ近くのブースで、主婦層を中心に来店客が花をついで買いしていく光景が多く見られた。

石動社長は「人員のオペレーションや、決済の面で課題が残った。自社でキャッシュレス決済の仕組みを整え、パートさんでもイベントを行えるようにしていきたい」と、積極的に外部でのイベントを企画したい考えだ。3月には神奈川県内のブックオフ3店舗で同様のイベント開催を予定する。

第482号(2020/2/25発行)9面

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